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Webサイトに掲載する広告プログラムには主にアフィリエイトとGoogle AdSense(グーグルアドセンス)とがあります。

この2つにはどのような違いがあるのでしょうか?それぞれの特徴を説明します。

アフィリエイトとGoogleアドセンスは何が違う?

Webサイトやブログに広告を掲載し、訪問者がその広告を経由して広告主に利益となる何らかのアクションをした場合、広告を掲載したサイト管理者に報酬が支払われます。

このような広告プログラムは主に2種類あり、1つが「アフィリエイト」、もうひとつが「Googleアドセンス」です。

Webサイトやブログの訪問者から見れば、両方とも同じような見た目の広告ですが、その特徴や運用方法は全く異なります。2つの広告プログラムの違いを順に説明します。

アフィリエイトの特徴

アフィリエイトの大きな特徴は、成果報酬型である点です。

成果報酬型とは、掲載した広告を経由して商品が購入されるたびに円、というように購入という成果が発生した時点で、はじめて報酬が発生します。

一部のアフィリエイトでは、成果がなくてもクリックされるたびに報酬が発生するものもあります。)

すなわち、成果報酬型の一番のメリットは、成果の達成に対する報酬となるため、報酬単価が高いことです。

アフィリエイトのその他の特徴として、サイト運営者が掲載する広告を選択できる点が挙げられます。

例えば、英会話についてのサイトやブログを運営していた場合、英語学習者が興味のありそうな英会話教室の広告や英語教材の広告など、サイトやブログの内容と類似したカテゴリーの広告を掲載することで、訪問者がクリックする確率が高まります。

サイト運営者側で掲載する広告を選べるということは、掲載したい広告に合わせて記事を作成することもできます。

販売したい商材のレビュー記事などを作成し、記事の最後で広告のクリックを促して購入のアクションにつなげることも可能です。

一方で、掲載する広告を選べることは成果報酬型のデメリットにもなりえます。

広告が掲載されているページへのアクセスを集める努力や執筆力、広告の配置の設計など綿密に計画を練らないと成果(報酬)に結びつけることが難しいためです。

Googleアドセンスの特徴

Googleアドセンスの大きな特徴は、クリック報酬型であるということです。

Googleアドセンスは、成果報酬型のアフィリエイトとは逆で、成果の達成は報酬に関係なく、広告が何回クリックされたかで報酬金額が発生します。

Googleアドセンスでは、広告を掲載したいWebサイトやブログに関連した商品・商材の広告を自動的に表示します。掲載したくない広告のジャンルは設定できますが、どの広告が掲載されるかはGoogleの計算しだいです。

サイトやブログの内容だけでなく、そのユーザーのサイト閲覧履歴から関心がありそうな広告を表示することもあります。

このように、サイト運営者は綿密に広告の配置設計などをする必要がなく、手間がかかりません。

一方、Googleアドセンスはクリック報酬型であり、報酬金額は1クリックあたり30円程度と言われています。

一定以上の利益を得るためには、サイトやブログへの相当な数のアクセスを集める必要がありますが、個人の力では収益化するほどのアクセス数を確保するのは難しいのが現状です。

個人で収益化をしたい場合は、当社の「tool+」など、自動的に情報を収集して記事化するツールの使用を検討をおすすめします。

また、Googleアドセンスを利用する場合は、ガイドラインに厳密に従う必要があり、暴力・ギャンブル・差別表現を含むコンテンツには広告を掲載できないばかりか、Googleアドセンスのアカウントが停止することもあるため、注意が必要です。

アフィリエイトとアドセンスを併用する際の注意点

同一のWebサイトやページ内で、アフィリエイトとGoogleアドセンスの広告の両方を掲載することは可能なのでしょうか?

結論から言えば、アフィリエイトとGoogleアドセンスを併用して、両方から報酬を得ることは可能です。

併用する場合の注意点を解説します。

広告の適切な配置に注意

Googleアドセンスの広告は、掲載する広告を選ばなくても自動的に掲載が完了すると説明しました。

Webサイトの管理者にとっては手間がかからない一方で、広告に関する決定権はすべてGoogleにある点に注意が必要です。

Googleアドセンスは、広告を掲載するページは「訪問者の関心に合った、価値ある情報を提供するページでなくてはならない」としています。

また、コンテンツよりも広告の分量が多いページは、作成してはならないとしています。

広告だらけのWebページや中身がないページなど、コンテンツの質が悪い場合は、修正されるまで広告が無効になることすらあります。

ポリシー違反への対応

Googleアドセンスの広告を掲載するWebサイトやページは、プログラムポリシーに準拠しなくてはなりません。ポリシー違反をしてしまった場合、広告の公開が停止してしまいます。

停止する範囲には、ページ単位・サイト単位・アカウント単位がありますが、停止理由は「ポリシーに関するお知らせ」で確認できます。

ポリシーに関するお知らせは、登録メールアドレス宛に送信されたメッセージを確認するか、Googleアドセンスのアカウントにログインし、[アカウント] [ポリシー センター]の順でクリックして確認できます。

googleadsenseポリシーセンター

(出典元:Google AdSense

具体的な違反項目と公開停止範囲が記載されたポリシーに関するお知らせを確認しながら、必要な改善をしましょう。

アフィリエイトとアドセンスの併用で稼ぐコツ

プラン作戦と木の画像

同一のWebサイトやページ内で、アフィリエイトとGoogleアドセンスの広告を両方掲載する場合、どちらがより稼げるのでしょうか。また、両方を併用する場合、収益を最大化するためにはどうしたら良いのでしょうか。

その結論を出すためには、まず2つの広告プログラムの特性を良く理解する必要があります。

自由度が高い一方で収益化するためには綿密に設計しなければならないアフィリエイトと、手間はかからないがガイドラインが厳しいGoogleアドセンスという基本的な性質を理解した上で、Webページを設計します。

具体的には、Webページを作成するときに、収益化を目的としたページとアクセス数を増やすためのページとを作り分けます。

収益化を目的としたページには、広告への誘導が可能なアフィリエイト広告を、アクセス数を増やすためのページには、成果ではなくクリック数で報酬が決定するGoogleアドセンスの広告を設置します。

また、アフィリエイト広告へ誘導を行っている記事の途中に、広告の商材と似た商品に関するアドセンス広告が表示されてしまうと、アドセンス広告の方へ逃げてしまうため、アフィリエイト広告への誘導が失敗してしまいます。

アフィリエイトとGoogleアドセンスを併用する場合は、両方の特性に応じて使い分けることが重要です。また、併用せずにアフィリエイトとGoogleアドセンスのどちらかに絞る場合でも、掲載したい記事の内容からより収益に結び付く方を選択します。

まとめ

Webサイトに掲載する広告プログラム、アフィリエイトとGoogleアドセンスの違いについて説明しました。両者は、基本的な性質も収益化の仕組みも異なります。

どちらか一方のみを利用する場合でも、両方を併用する場合でも、それぞれのプログラムのしくみや制限事項を熟知しておくことが、稼ぐコツと言えるでしょう。

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