Google検索画面

サイトへのアクセスを効率的に増やすためには、記事の中に様々なキーワードを入れ、訪問者を増やしていく必要があります。選定にあたってはSEO難易度や検索数(ボリューム)など、指標となるデータがたくさんあります。

この記事では、ドメインを育てるためのキーワード選定のコツを紹介していきます。

上位表示できるSEOキーワードの選び方

上位表示させるためのキーワードの選び方を具体的に見ていきましょう。

キーワード選定はサイトの運命を決めると言っても過言ではないほど重要です。

SEOの基本が頭に入っていたとしても、「実際に自分のサイトで、どのように調査をすればいいかわからない」と悩む方は多いですが、難しく考える必要はありません。

もしライバルがいないキーワードを選んで記事を書けば、SEOで比較的簡単に1位をとることができます。

この考え方を応用し、ここではキーワードの選び方を4点ご紹介します。

①キーワード候補をまとめる

まずは調査をするためのリストを作ります。頭のなかで思いついたキーワードを含めてもかまいません。

キーワードといっても、「副業」や「キャッシュレス」などの単語だけに限りません。

むしろ「副業 稼ぐ」「副業 収入」など二語以上の複合キーワードのほうが重要だといってもよいでしょう。

複合キーワードの数が増えれば増えるほど検索ボリュームは減っていきます。

しかし複合ワード検索は、検索者の意図が非常にはっきりしているため、記事を作りやすい、ターゲットを絞りやすい、というメリットがあります。

キーワードについては検索ブラウザで簡単に調べられます。

まずは検索窓を利用し、キーワードを入力します。出てきた検索候補は一緒によく調べられる用語です。検索頻度が高いため、候補として追加しておきます。

Google検索 副業キーワード

出典元:google.com

また、検索ブラウザのフッターにある関連キーワードを利用します。こちらも検索回数が多いので、追加しておきます。

関連キーワード取得ツール」という無料ツールを使えば、いま説明したブラウザがサジェストしてくれるキーワードも一気に取得できます。たくさん集めたい場合に重宝します。

②検索回数を調べる

候補をまとめたら、次は検索回数を基準にチェックしていきます。ボリュームが少なすぎるのは、その情報を必要としている人も少ないということです。

そのため、よりボリュームが多いものを優先させます。また、重複しているものも同じ情報がダブってしまうので避けるようにしましょう。

例えば、「副業」というワードでブログを作ると仮定します。「副業」をGoogleのキーワードプランナーで調べると、月間ボリュームは10万〜100万、競合性はとなっています。

Googleキーワードプランナー画面

出典元:Googleキーワードプランナー

 

もし作ったばかりの場合、まだサイト自体が強くありません。これを「ドメインパワーがない」、と表現することもあります。人間と同じように、サイトはさまざまなよい経験をすることで強く育っていきます。

まだパワーがないうちは、いくらボリュームが多いキーワードを狙って記事を書いてもほとんど効果が出ないかもしれません。

「副業」は誰もが狙うワードなのでSEO上位を狙うのはかなり難しいといえるでしょう。

もしドメインパワーがあり、ページビュー(PV)やユニークユーザー(UU)数が非常に多ければ上位を狙える可能性が高まります。

ボリュームはだいたい100〜1,000回以上のものが狙い目です。もし先ほど用意した候補のなかにそれがあれば、優先して記事を作っていくことをおすすめします。

記事の作り方の順として、ボリュームの小さいものでSEO上位を狙い、ツールを使って評価の高いページをサイト内に増やしていきます。そうすれば少しずつ上位を狙うことができるようになるでしょう。

このような方法でサイトを育てつつ、徐々に検索ボリュームの大きいキーワードにも挑戦していきます。

③SEOの難易度を調べる

ボリュームが多くてもいきなり難易度が高いものを狙うのは避けるようにしましょう。

SEO上位を大手サイトが占めている場合、新規参入の小さなサイトが追い抜くのはかなり難しく、それより他の部分を攻めたほうが効率的です。

難易度やライバルサイト数の調べ方は、「Ubersuggest (ウーバーサジェスト)」を使うと簡単にわかります。現在一部無料で利用でき、細かい分析を行うのは有料(月額1,000円)です。

こういったツールを使わずに検索ブラウザだけを使用して競合サイトを分析することもできます。

例えば、競合サイトの記事数を調べたいときは、ブラウザの検索窓に「site:競合サイトのURL」と入力すると、検索結果の件数=競合サイトの記事数がわかります。

また、競合サイトがどれくらいあるのか調べたいときは、同じように「allintitle:キーワード」と入力します。検索結果の件数=競合サイト数なので、選定の目安に使えます。

実際に検索ブラウザで「aintitle:副業 site:suke10.com」と検索すると、217件出てきました。つまり、副業という単語でSEO上位を取るには、このくらいの記事数が必要だということがわかります。

Google検索 副業画面

出典元:google.com

④上位サイトを確認する

今まで説明してきたツールなどを使って競合サイトを調べたら、実際にその上位サイトの中身を閲覧することも大切です。

長文やオリジナルのイラストが多数使われているなど、品質が高いサイトばかりが並ぶキーワードであれば、初心者はなかなか太刀打ちできません。

また、ドメインパワーや被リンク数が大きすぎても同様です。これらは「hanasakigani.jp」で無料で調べられます。

1位のサイトは、パワーだけでなく、記事構成・情報量・画像(イラスト)・文字数など、すべての項目において品質も高く、そこから学ぶことはたくさんあります。

まずは他のサイトをよく研究し、自分が提供できる情報と比較し、上位サイトにはないものや情報を提供できそうであれば、狙うキーワードを少しニッチなものに修正して記事を書いてみてはどうでしょうか。

同じような情報しか提供できそうにないのであれば、上位サイトに勝つのは難しいかもしれません。検索ボリュームが1001,000回で、難易度が低いものから攻めていくようにするとよいでしょう。

まとめ

いががでしたでしょうか。

キーワードSEO対策を行う上では、ただ上げたいキーワードを選ばず、戦略的に決定する事で効率よく狙う事が重要でしょう。

  • キーワード候補をまとめる
  • 検索回数を調べる
  • SEOの難易度を調べる
  • 上位サイトを確認する

まずは実践してみてください。

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