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アフィリエイトメディアの運営において、欠かせない要素のひとつがアクセス解析です。「Googleアナリティクス」は、必要不可欠なアクセス解析ツールであり、無料とは思えないほどの高機能を備えています。
本記事では、Googleアナリティクスでのコンバージョン設定について詳しく解説します。

Googleアナリティクスにおける目標設定とは

Webサイトの存在意義のひとつとして挙げられるのが「販促機会の最大化」です。Webサイトは消費者の購買プロセスへ至る意思決定に大きく関与します。そのため、Webサイトでは自社製品やサービスの魅力を伝え、コンバージョンへとつなげることが至上命題といえるでしょう。そこで重要となるのがアクセス解析です。ユーザーの流入経路や滞在時間、閲覧ページ数や離脱ページといった各種データを分析することで、さらなるコンバージョン率の向上を目指せます。

コンバージョンとは

コンバージョン率は、インターネットメディア運営事業全般において最も重要な成果指標です。「conversion」は、直訳すると「変化」「転換」を意味し、マーケティングでは最終的な成果指標を表す用語として使用されます。Webサイト運営者や企業のマーケティング担当者にとって、コンバージョン率の最大化こそがミッションといえます。

とくにアフィリエイトメディアの運営において、コンバージョン率の向上は最重要課題です。アフィリエイトメディアは、ユーザーが広告を経由して購入することで、成果に応じた報酬を得ることができます。たとえば、商品・サービスの購入や資料請求の申し込みなどが、アフィリエイトメディアのコンバージョンに該当します。

アフィリエイトメディアの基本的な収益構造は「アクセス数×コンバージョン率×商品単価」です。このうち商品単価は広告主に依存するため、改善できるのはアクセス数とコンバージョン率の2つとなります。アクセス数の重要性は言うに及ばず、いかにコンバージョン率を高めるかが、アフィリエイトメディアにおける課題といえるでしょう。

Googleアナリティクスでのコンバージョン設定

インターネットメディア運営事業において、不可欠な要素のひとつがアクセス解析です。なかでも「Googleアナリティクス」は高機能かつ高性能なアクセス解析ツールとして、多くの企業で導入されています。上場企業3,668社のうち約88%の企業がGoogleアナリティクスを導入しているという調査結果もあります。

(参照元:Data Sign Report 上場企業調査2020年1月

Googleアナリティクスを導入し、適切なコンバージョン設定を施すことで、「商品購入」や「問い合わせ」、あるいは「会員登録」といった指標の定量的な分析ができます。コンバージョン率の計測はもちろん、ユーザーの流入経路や、どこで離脱しているのかを把握し、さまざまな角度からデータを分析することで、アフィリエイトメディア全体の収益性改善に役立てることができます。Googleアナリティクスは、コンバージョンへと至る導線を最適化するために必須のツールといえるでしょう。

Googleアナリティクスでコンバージョン設定する方法

アフィリエイトメディアへのトラフィックに対し、さまざまな観点から分析を図り、運営状況を的確に把握できるのがGoogleアナリティクスのメリットです。高機能かつ高性能なアクセス解析を無料で利用できるのは大きな魅力ですが、使いこなすのはやや難易度が高いといえるでしょう。ここでは、Googleアナリティクスの具体的な目標設定について詳しく解説していきます。

新しい目標の作成

コンバージョンを設定するためには、まずは管理画面の左に表示されているツールバーから歯車マークの「管理」を選択します。そして、右側に表示されている「ビューを生成」という項目から「目標」をクリックします。ここで表示されるのが目標の管理画面です。「+新しい目標」というボタンをクリックすることで、実際に目標を設定するフェーズに移行します。

Googleアナリティクス画面

(出典元:Googleアナリティクス

Googleアナリティクス画面

(出典元:Googleアナリティクス

目標設定

Googleアナリティクスでのコンバージョン設定は、「目標設定」「目標の説明」「目標の詳細」という3段階の設定が必要です。第1段階の「目標設定」では、何をもってコンバージョンと計測するのかを設定します。

具体的な目標設定については「テンプレート」か「カスタム」の2種類から選択することが可能です。テンプレートでは「注文」や「支払い」、「アカウントの作成」や「ニュースレターの購読」など、いくつかの候補から選択します。最適な設定がなければカスタムを選択しましょう。

Googleアナリティクス画面

(出典元:Googleアナリティクス

目標の説明

第2段階の「目標の説明」は、コンバージョンの説明を作成するフェーズです。「名前」の項目にわかりやすい目標設定名をつけることで、運用管理が容易になります。そして「到達ページ」「訪問の滞在時間」「ページビュー数/スクリーンビュー数」「イベント」のなかから、目的に応じたタイプを選択します。

Googleアナリティクス画面

(出典元:Googleアナリティクス

目標の詳細

第3段階の「目標の詳細」は、コンバージョンの詳細設定を行うフェーズです。たとえば、商品購入をコンバージョンとするなら「目標の説明」で「到達ページ」を選択し、購入完了画面のURLを記述することで目標として設定されます。また具体的な収益や目標到達プロセスといった詳細な設定なども可能です。

Googleアナリティクス画面

(出典元:Googleアナリティクス

Googleアナリティクスでコンバージョンを確認する方法

Googleアナリティクスで目標を確認する方法は主に2つあります。それが「コンバージョンレポート」と「リアルタイムレポート」です。ここでは、それぞれの特性について解説します。

コンバージョンレポート

設定した目標の達成度合いを把握したい場合は「コンバージョンレポート」から確認可能です。Googleアナリティクスの管理画面の左に表示されているツールバーから、旗印の「コンバージョン」を選択してください。すると「目標」「eコマース」「マルチチャンネル」という3つの項目から、それぞれの目標達成度合いを確認できます。

たとえば「目標」は、設定した目標の達成度合いを把握できます。「eコマース」はコンバージョンによって発生した収益を確認できます。流入からコンバージョンへと至った経路を確認できるのが「マルチチャネル」です。ユーザーがどの経路から流入し、どのようにしてコンバージョンへと至ったのか、詳細なデータを取得できます。

Googleアナリティクス画面

(出典元:Googleアナリティクス

リアルタイムレポート

Googleアナリティクスの評価すべき長所のひとつは、Webサイトのさまざまな状況をリアルタイムで可視化できる点です。管理画面のツールバーから「リアルタイム」を選択すると、「概要」「地域」「トラフィック」「コンテンツ」「イベント」「コンバージョン」という6つの項目に関するリアルタイムレポートを閲覧できます。

現在のトラフィック数やページビュー数の直近推移、流入元のチェックやアクティブユーザーの地域など、さまざまデータをリアルタイムで取得可能です。リアルタイムレポートを活用することで、具体的な施策を実行した直後のデータを得ることができます。たとえば、ランディングページのABテストや、デザインのリニューアル直後の反応など、具体的な施策を行った直後の反響を確認する際に役立つ機能です。

Googleアナリティクス画面

(出典元:Googleアナリティクス

まとめ

成果報酬型ビジネスであるアフィリエイトメディアの運営では、コンバージョン率の最大化が最重要課題です。アクセス数増大の必要性については周知されているものの、コンバージョン率の重要性については認知度が高いとはいえません。「アクセス数×コンバージョン率×商品単価」という収益構造をもつアフィリエイトメディアでは、コンバージョン率がわずか0.1%上昇するだけでも収益に大きな違いが生まれます。

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