英語と虫眼鏡

ブログを書いていくうえでぶつかるのが、ネタ切れ問題です。

読者の興味を引くような高いクオリティを保ちつつ、たくさんの記事を生み出し続けるにはどうしたらよいのでしょうか。

今回は手軽にできるネタ探しの方法を紹介します。

ブログのネタ切れで記事が書けなくなる理由

ブログでネタ切れする理由は、読者のニーズを理解していないからだと言えます。そしてこのことは、アクセスが増えない原因とも繋がっているのです。

初めに、読者のもつ様々な悩みを正確に捉え、それらを解決する方向で記事を書かないと、PV(ページビュー)を増やすことは難しいでしょう。

 

また、ニーズに目を向けずにいるとネタ切れを起こしてしまいます。ニーズを考えないということは、自分の内側からネタを絞り出すことなので、長く書き続けていればアイディアが尽きてしまうのは当然です。

しかし、読者の悩みは自分ではなく他人のものですので、外側へと探しにいくことができます。人々には多様な悩みがありますので、ネタに困ることはなくなるでしょう。

リサーチ不足

次に理由として挙げられるのは、リサーチ不足です。綿密な調査をせずに書かれた記事は、根拠がうすく読者の信頼を得られません。仮にニーズを捉えてテーマを決めたとしても、しっかりとした情報収集がなければ中身のある記事はできないのです。

 

さらに情報収集のやり方にも工夫が必要で、情報をネットだけで探してしまうと、他の人と似たような内容の記事しか生み出せなくなります。本や新聞などのメディアや、実際に外に出て得られる情報に触れることで視野を広げ、日々ネタを収集していくことが大切です。

 

先ほど読者の悩み・ニーズを探すことの必要性を述べましたが、ニーズというのは検索エンジンに入力する「キーワード」に反映されています。専用のツールを用いてよく検索されているキーワードを探し、記事に盛り込んでいけば、ネタが尽きることもなくなるでしょう。

 ブログのネタ切れを解決する方法

Q&A 木材ボード

このように、読者のニーズを捉え、十分な調査のもとに記事を書くことが、ネタ切れ解消へと繋がります。具体的に、どのようにテーマを探していけばいいのかを紹介します。

探し方さえ分かってしまえばネタは無限に生み出すことができますので、もう悩むことはありません。

①Q&Aサイトで検索

yahoo知恵袋」をはじめ、「教えて!goo」や「OKWave」のようなQ&Aサイトを利用することで、簡単にネタを探すことが可能です。

 

Q&Aサイトでは検索エンジンに何か言葉を入力すると、それに関するあらゆる疑問が表示されます。ユーザーが「知りたい」と思っていることがダイレクトにわかるため、記事のテーマを決めるのにとても有効なツールだと言えるでしょう。

 

まだあまり記事を書いたことのない人や、具体的なネタを出すことが苦手な人には、この方法がおすすめです。

②キーワードツールの活用

ツールを利用すれば新しいキーワードをすぐに見つけられるため、ネタに困ることもありません。キーワードの選び方においては、競合性と需要のバランスをとることが大切です。

多くの人が設定している言葉を選んでしまうと、検索する人が多い一方でライバルサイトも増えるため、自分の記事が埋もれてしまうリスクが高くなります。

しかし需要が低すぎるものを選ぶとユーザーに見てもらえる確率が下がってしまいますので、中庸をとるようにしましょう。

 

キーワードには「パソコン」のような単一キーワードと「パソコン 最新」のように二語以上から成る複合キーワードがあります。

三語以上から成るものはロングテールキーワードと呼び、語数が多いほど複雑で競合性が低いため、おすすめです。

 

ツールの具体例として、Googleの「キーワードプランナー」があります。これは興味のある単語などを入力すると、関連するキーワードのリスト、ボリューム(検索されている量)、競合性の評価を一覧にしてくれるものです。

アカウントを登録すれば自由に利用できます。(一部利用制限あり)

まずは登録・ログインした後、「新しいキーワードを見つける」をクリックし、メインのワードを入力します。

キーワードプランナー画面

出典元:キーワードプランナー


検索をかけると、入力したワードとの関連性が高い順にキーワードが表示されます。またキーワードごとに「月間平均検索ボリューム」、「競合性」、「広告の入札単価」がリスト化されており、それらを踏まえて上位表示が狙えるキーワードを選定します。

「広告の入札単価」とは、そのキーワードで広告出稿を行った際にかかる費用です。

ライバルサイトのキーワードをチェックしたい場合は、先ほどのワード入力欄にライバルサイトのURLを入力してください。

 

キーワードプランナー画面
出典元:キーワードプランナー

キーワードプランナー以外の手段でキーワードをリスト化した場合、それらのワードのボリュームや競合性をキーワードプランナーで確認することもできます。

ログイン後のページで、今度は「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリックしてください。

キーワードプランナー画面

出典元:キーワードプランナー

 

検索欄に、一行に一つずつキーワードを貼り付けて「開始」を押せば、キーワードを検索するときと同様にボリュームなどのリストを閲覧できます。

 

キーワードプランナー画面

出典元:キーワードプランナー

キーワードプランナーのほか、「goodkeyword」など関連キーワードをあぶりだすツールが存在していますので、目的に合わせて活用しましょう。

 

③ライバルサイトを参考にする

ライバルサイトとは、自分と同じキーワード・テーマで検索した際に上位表示されるサイトや、似通ったテーマ設定のサイトを指します。記事を書くときは一から十まで自分で考えるのではなく、様々なライバルサイトを参考にしてもよいでしょう。


まず同一キーワードをもつサイトの中に、どのようなものがあるかチェックします。その中から自分が書きたいテーマを選び取ることも可能ですし、他サイトの傾向を踏まえたうえで需要のあるオリジナルテーマを作り出してもよいでしょう。

テーマが決まっている場合は、情報を照らし合わせることが大切です。自分に足りない重要な項目があれば補います。

 

反対にライバルサイトに足りない情報を見つけた場合は、その情報を自分の記事に積極的に取り入れるとよいでしょう。そうすることで固有の情報をもつ独創的なコンテンツを作ることができます。

ライバルサイトを抑えてアクセスを引き寄せるには、他と差別化するアイディアが必要なのです。

もちろん、ライバルサイトに固有の内容を真似しすぎると著作権に抵触してしまいますので、注意しましょう。また内容が同じになりすぎないように、記事の骨組みはあらかじめ自分で作るなどの工夫が大切です。

④読者を明確にイメージする

当然ながら、読者によって求めている情報というのは異なります。年代、収入、性別、環境(仕事・学校・家庭)、性格など、様々な要素が絡み合ってニーズが決定されるのです。

ブログを書くにはそうしたニーズを捉えることが必要なため、ターゲットとなる読者のイメージを明確にしなければなりません。

 

ターゲットのイメージとはすなわち「キャラ設定」のようなもので、性別や年齢のみならず、独身か子育て中かといった状況や感性的な情報まで含みます。

そしてただの無機質なデータの集合ではなく、「こういうものにこう反応する」といった予想が可能なほど、活き活きした人間として想像がつき、そのうえで分析することが大切です。

 

そうしたイメージが定まると、その人が何に興味をもつのか、どんな情報が欲しいのか、購入する物や行動の傾向など、真のニーズが自ずと導き出されます。ターゲットに「これは自分に必要だ」と思わせるようなコンテンツ作りを心がけましょう。

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