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アドセンスの審査に通過し、設定も問題なくできているはずなのに、1度もクリックされなかったらどうでしょう。もしかしたら何か間違っているのかもしれません。

その場合は、アドセンスがクリックされない原因がなにか、まず正しく知ることから始めましょう。

アドセンスがクリックされない理由は?

「ある程度のまとまった記事を公開したはずだからクリックはされるはずだ、と思っていても、いつまで経ってもまったくクリックされない。」、こういった経験をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

この場合、記事の中身に原因があるのか、あるいは記事の件数が足りないのか、それとも全体的な構成に問題があるのか、クリックされない理由がはっきりわからない時もあります。

しかし、ある程度の知識を持って記事やサイトの作り方を分析していけば、原因は必ず見つかるでしょう。

広告のサイズ

いま、どのサイズの広告を貼っているでしょうか。広告サイズと掲載位置はチェックしていますか。

もしあまり小さいサイズの広告を貼っていると、閲覧者は思わず見逃してしまっていることも考えられます。アドセンスにおいては、これが正解のバナーサイズというものは存在しません。

しかし一般的には、336×280の「レクタングル(大)」、300×250の「レクタングル(中)」、160×600の「ワイドスカイスクレイパー」のユニットが、クリック数を上げるのに効果的だと言われています。
Google広告ヘルプ

(出典元:Google広告ヘルプ

逆に、記事を読むのに邪魔になるような大きすぎるバナーを貼ってはいないでしょうか?

閲覧者はあくまであなたの記事を読みに来ています。もし読み進めている時に、あまりにも広告ばかりが目立ちすぎていると、いったいどこに記事が書いてあるのかわかりにくく、また読みにくくなり、すぐに離脱してしまう危険があるのです。

広告の掲載位置はどこ?

結論から言うと広告の掲載位置は、記事ページのフッターよりヘッダーに貼ったほうがクリックされる可能性が高まります。

ヒートマップというアプリを利用すると、1ページの中で、閲覧者がどのあたりを読んでいてどこで離脱したのかが色別に表示され、視覚的にどのあたりがよく読まれているのか、逆に読まれていないかが一目でわかるでしょう。

ヒートマップによると、1ページの半分以上を読んでいる閲覧者は、全体の50%以下であることが多いのです。

そのため、記事の上部に広告を貼るほうが下に貼るよりも、目に触れる数は圧倒的に多いと言えます。

閲覧者があまり見ないところに広告を貼ってもクリックされません。おすすめの掲載位置は多くの人の目に留まる「アイキャッチ画像の下」「中見出し(h2)の上」「記事の中央」「まとめの下」「関連記事枠」の5箇所です。

「アイキャッチ画像の下」には、「リンクユニット」を設置することで、クリック率が上がったという声があります。

「中見出し(h2)の上」や「記事の中央」には、閲覧者が記事を読む邪魔にならないよう「記事内広告」を選択するのがおすすめです。

「まとめの下」には、「レクタングル広告」を2つ並べるように設定するとよく目立ちます。ただし注意したいのは、スマホで閲覧した時の見え方です。

もしレクタングル広告があまりにも大きく見えてしまう場合は逆効果になります。必ずPCとスマホ両方で見え方をチェックしましょう。

最近はスマホ利用者が増えています。できればスマホでの見え方を優先させ、満足のいく見え方でなかった場合は思い切ってレスポンシブ広告に貼りかえることも視野に入れましょう。

「関連記事枠」には「関連コンテンツユニット」がおすすめです。関連コンテンツユニットは、ユーザーが記事を読み終わって次にいく場所を探している状態なので、クリック数がかなり増える可能性のある場所と言えます。

大切なことは、あくまで閲覧者が不快に感じない程度に入れることです。その視点で広告の大きさや場所を選択しましょう。

テキストとリンクの色

アドセンスにはテキストリンクの広告もあります。こちらがクリックされないという方は、リンクの色が原因かもしれません。

サイトのリンクとテキスト広告のリンクの色は同じになっていますか。リンクの色は青や緑もクリックされやすいと言われています。

もし、広告を目立たせるために違う色を使っているのであれば、サイトのリンク色に合わせたほうがよいでしょう。いくら目立っていても、それがあからさまに広告だとわかれば閲覧者もクリックしません。

リンク数が必要以上に多くないか、リンクの色が見えにくくないか、逆に目立ちすぎて広告色が前面に出すぎていないか、ということをチェックします。全体的にクリックが少ない場合は、サイトのリンクの色を中心に見直してみてもいいのかもしれません。

ユーザーの属性

広告が嫌いなユーザーや情報リテラシーの高いユーザーは、広告をクリックしないことの方が多いでしょう。施策をしない訪問数10,000人でクリック率が0.1%のブログより、訪問数2,000人でクリック率5%のブログのほうが稼げるはずです。

もしクリックしないユーザーが多く集まっているなら、他のジャンルに参入してみる、アドセンス収益を諦める、訪問数を増やしていくなどといった選択肢があります。

アドセンスで稼ぐにはこのジャンルがおすすめということは一概に言えませんが、金融・保険系、クレジットカード、不動産、といったジャンルは比較的単価の高い広告です。

成功者が実践しているアドセンスで稼ぐコツ

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アドセンスで稼げている成功者はどのような工夫をしているのでしょうか。記事の書き方や広告配置のコツなどをみていきましょう。

書きたいことよりも知りたいこと

記事は自分が書きたいことを書いてもうまくいくことは多くはありません。確かにご自身の経験談は唯一無二で、そのことについて多くを語ることは有意義かもしれません。

しかしその情報を求めている人がどのぐらいいるのか、という観点で捉えていく必要があります。アドセンスで稼ぐには、より多くの人にアクセスしてもらわなければなりません。つまり多くの人に記事を読んでもらう必要があります。

SEO上位の記事にひとりよがりな記事はほとんどありません。まずはその認識を忘れないようにしましょう。

ユーザーがどんな情報を求めているかはリサーチで確認できます。例えば、キーワード検索で上位10位までの記事を全部チェックしてみましょう。

内容が同じようなことばかりであれば、ニーズはそこにあるということになります。しかし、同じ情報を発信しても価値はありません。

自分だけが伝えられる情報がないか、またリサーチしてみます。Yahoo!知恵袋やガールズチャンネルなどのQAサイトはユーザーの考えを知るのにとても便利です。ニーズのリサーチに活用してみましょう。

フォントのサイズを合わせる

「ブログのフォントサイズ」と「テキスト広告のフォントサイズ」は合わせるとよいでしょう。サイトに広告がなじむだけでなく、広告感が弱まります。

反対に、訪問者がネットやパソコンに強い人だったり、リピーターがほとんどだった場合、広告はわざと目立たせるほうがよいでしょう。

広告を見慣れすぎている人には、記事に埋もれている広告より、広告だとはっきりわかることがよい場合もあります。そのためにもサイト訪問者のユーザー属性をきちんと把握しておくことが必要です。

広告と記事の内容を合わせる

アドセンスの運用が長くなってくると、いつも表示される広告のジャンルが、だいたいわかってくるものです。広告のジャンルがわかるようになったら、広告に合わせて記事を作り込んでいくとクリック率が飛躍的に上がります。

逆にサイトのブランディングを損なうような広告をブロックすることも可能です。アドセンスでは、宗教・政治・性的表現などのデリケートなカテゴリをはじめ、アパレル・インターネットなど一般カテゴリまで自由にフィルタリングできます。

記事を量産するだけでなく、きちんと数字を分析することも大切です。

「なぜあの記事はアクセスが多いのか」「なぜこの日はアドセンスのクリック率が高いのか」など、数字の変動の理由まで考えられるようになれば、サイトの成長スピードも早まるでしょう。

まとめ

今回はアドセンスのクリック原因と解決策についてまとめてみました。

アクセスが集まっても肝心のクリック施策を行わないと広告収入に繋がりません。あなたのサイトに改善点があれば、ぜひ試してみてください。

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