赤いペンでSEOに必要なワードを書く男性

 

成果につながるからこそ欠かせないSEO対策

アフィリエイトで安定した高い収益を確保するためには、アクセス数を集めることが大切です。

せっかく開設したブログやホームページで、コンテンツをやみくもに増やしていっても、誰の目にもとまらない、訪問者がほとんどいないといった状況では、報酬を生む成果につながるはずがありません。

これは実際の店舗にたとえるなら優れた商品・サービスを取りそろえ、取り寄せて紹介できる準備を整え、接客・説明のスキルも向上させた、納得して購入してもらえるだけの自信はある、という状態ができているのに、肝心のお客さんが待っても待っても来ない、集客ができていないという事態に似ています。

ならばここで何より優先して取りかからなければならないのは、集客ですね。アフィリエイトでも同じで、アクセスを集めるという集客を図る必要があります。

アクセスを増やすにはSNSを使ったり、リスティング、PPCといった課金広告でアプローチしたり、ブックマークやメルマガでの流入増を目指すなど方法はさまざまあります。

通常アフィリエイトの場合、成果につながりやすく、効率の良いアクセス増も見込めるに代表的なものは検索からの流入を増やす方法、SEO対策です。

ユーザーが検索エンジンに入力したキーワードに対し、表示される検索結果でページを上位表示させることを目指した最適化を施して、ページの訪問者を増やすのです。

この方法は地道な取り組みが必要で、ある程度効果を実感するのにも時間を要することが多いものの、広告費のような別途費用が必要になることもなく、明確な目的をもって行動する主体的ユーザーを集客できるため、成果に結びつけやすい、コンバージョンしやすいというアフィリエイトビジネスでは見逃せない大きなメリットがあります。

話題に流されて流入したユーザー、街を歩いていて何となく暇つぶしに店に立ち寄ったような人と、解決したい問題や欲しい情報を求めワードを考えて検索したユーザー、
寒くなってきたから今年のコートを買いたいなと出かけて店を訪れた人、いずれのタイプが購買行動をとる可能性が高いでしょうか。

これはもういうまでもなく圧倒的に後者ですね。

つまりリンクやSNSから流れ込んだユーザーより、検索ユーザーのニーズに応えること、SEOを強化することが、同じ集客でもより成果につながりやすく、収益を伸ばしやすいのです。

時代の変化で乱立、錯綜するSEO対策

インターネットとSEO

こうしてSEO対策が重要なことを理解し、いざ実践しようとすれば、どんな手法が有効なのかを知ろうとしますね。

しかしSEOが対象とするGoogleの検索エンジン、アルゴリズムは進化を続けており、さまざまな評価の仕組みにおける変化・改善を経て、現在にいたっています。

そしてフェアな競争環境を維持するため、その具体的な方法や基準は公開されていません。

ですから、とるべき対策方法に関する情報を求めて、ネット上の検索やノウハウ本をあたっても、それぞれが好き勝手に手法を書き立てているばかりで、どれが信頼できるのか分からなかったり、何から始めるべきか分からず情報収集にだけ明け暮れてしまったりすることがしばしばあります。

また情報を信じ、実践したのに説かれているような効果が出なかったり、より悪いケースではGoogleからペナルティを与えられてしまったりすることもあるのです。

これは変わってゆくシステムと環境に対し、過去に有効だったものの現在では通用しなくなった古い手法を採用してしまったからで、効果のあるSEO施策をとるには、最新の信頼できる情報を見極めて利用しなければなりません。

しかしあふれる情報の中、適切にそれを見極め、実践を続けていくことはなかなかに困難でしょう。

そこでこちらではGoogleが掲げる基本方針・理念に基づき、本質的なアフィリエイトブログのSEO対策として有効な方法を具体的にご紹介します。

考え方として普遍的に求められる点をついたものとしていますから、まずはここから学んでみてください。

具体的SEO対策のポイント

GoogleとSEOの関係

①良質なロングテールコンテンツ

以前の記事で紹介した「Googleが掲げる10の事実」から分かることとして、ユーザーのためになる情報が充実したページは高く評価されるという点があります。

よって、記事としての文字量が少なく、得られる情報が少ないと判断されれば、表示順位が下がってしまいます。内容を掘り下げ、少なくとも3,000~4,000字は書くようにしましょう。

ただ長いだけのページは評価されなくなっていますが、それでも必要な情報と参考情報、他にない価値のある情報を収めれば、ある程度長くなることは必然であり、
それによって一定以上の順位も担保されると考えられます。

扱うワードが多くなることで、単純にカバーできるキーワードも増えて、ニーズに合う機会を増やすことにもつながりますし、情報量の充実度から、リンクを獲得できるケースも増えてきます。

基本として、まずはしっかりとした内容をもつ、十分なボリュームのコンテンツを作成するよう努めましょう。

②内容を的確に伝えるタイトルと見出し

価値のある情報を含んだページであることが、よりGoogleの検索エンジンに分かりやすく理解されるよう、タイトルと見出しをうまく使うことが重要です。

当然ですが、検索されやすいと考え、狙う対象としたキーワードは必ず含めましょう。

タイトルとページの内容がきちんと符合していることは、信頼性の担保という観点でも重要です。

タイトルの長さは30文字程度、こちらにも重点キーワードを積極的に入れていきましょう。

見出しや目次をあまり利用しないページも見受けられますが、概要を素早くつかみたい人にとって、これらは非常に重要なものです。

より詳しい内容を読み込み、参考にしたくなる使い勝手の良さを発揮させ、一度はアクセスしたけれど、読むのが面倒ですぐに検索結果ページに戻ったといった離脱者を減らし、ページの滞在時間、回遊率を上げて成果向上につなげるためにも、ぜひ導入して構成するようにしましょう。

なお、タイトル・見出しとも、キーワードはできるだけ冒頭に近いところに含める方が、ユーザーもエンジンも引きつけやすく、SEO効果が高い傾向にあります。

③meta descriptionの書き方を工夫する

検索結果には、タイトルとともにどのような内容のページであるか概要が示される数行のテキスト部分がありますね。

これはmeta descriptionと呼ばれ、ユーザーに、そしてGoogleに、どのようなページであるかを簡潔にまとめて伝える役割を担っているものです。

ですから、そのページが読んで有益なものであるとすぐに感じられるよう、しっかり書き込みましょう。

文字量はおよそ80~120文字で、重要キーワードは必ず含めます。

なお、スマートフォン画面では50~60文字程度の表示となってしまいますから、とくに重要な内容、伝えたい内容は前半で言い切るように意識してください。

タイトルにもいえることですが、Googleの検索エンジンは多様性を重視し、重複を嫌います

他ページとの内容重複がないか確認し、またタイトルとmetaデータにも重複がないようにしましょう。

分かりやすく魅力的に、続きを読みたくなる素敵な独自の文章で、検索エンジンとユーザーに好印象を与えてください。

検索結果でのタイトルとmetaデータの見え方は、Google Search Consoleで確認できます。重複チェックも行えますから、活用してください。

④内部リンクを適切に構成、ユーザーをうまくナビゲーション

リンク構築画像

サイト内でユーザーが知りたいことをより詳しく求めて移動したり、関連ページもあわせて閲覧することでさらに理解を深めたりすることが容易になるよう、全体の設計を工夫しましょう。

そのためにまず内部リンクはしっかり構成するものとします。無関係なリンクや過剰なリンクの集合はスパム行為とみなされる可能性がありますから、

SEO対策として避けるべきですが、良質な被リンクは高い評価のもとになります。

ユーザーのサイト内における回遊時間を長くし、成果行動につながりやすくする効果もありますから、読者の気持ちになって行動を予測しながら、最適な構築を進めましょう。

内部リンクはリンク元ページに戻りやすいことも重要です。相互リンクで設定し、一貫したテーマを強調して伝えられるようにすること、導線をスムーズなものとすることなどに注意しましょう。

メニューやカテゴリー分けもうまく使い、欲しい情報があるページに数クリックでたどり着けるよう、全体を整理して、うまくナビゲーションしてあげられる構成にします。

情報ボリュームは大きいけれど、まとまりがないためにかえってなかなか核となる情報に到達できない、見つけるまでに時間がかかりすぎるといったサイトは使いづらく、ユーザーにも検索エンジンにも評価されません。

ひとつひとつの記事だけでなく、サイト全体に気を配り、計画的に内容を充実させていくよう気をつけるほか、構成として修正が必要になった場合は、速やかに手を入れるようにします。

⑤サイトマップを作る

サイトマップは面倒でも作っておくことをお勧めします。作成する際、ユーザー向けのHTML形式によるものと、主に検索エンジン向けとなるXML形式のもの、2つを作っておけば理想的です。

よりうまくナビゲーションするための施策のひとつですが、サイトマップを設けることで、全ページをインデックスでき、ユーザーの利便性も、運営側の管理徹底も強化できます。

検索エンジンにももれなく内容を伝えられますから、SEO対策として有効です。

⑥表示速度とデバイス最適化

歯車最適化

Googleはページの読み込みと表示速度も、ユーザー満足度の観点から大切にしています。

この速度については、順位決定の一要素であることが明言されていますから、SEOでも注意すべきです。

関心をもってクリックしたものの、ページが重くてなかなか全体が表示されず、イライラして別のページに移動した、閲覧をやめた経験がある方も多いでしょう。

表示速度はユーザーの離脱を防止するためにも、一定以上の速さを保っておくべきなのです。

少々ならば遅さも許容範囲となりますが、定期的に表示速度をチェックし、遅い判定が出た場合は、用いている画像ファイルを圧縮して軽量化を図る、サイト構成を変更するなどし、改善させましょう。

ユーザーが利用するデバイスとして、モバイル移行が進んでいることも、今日のSEO対策として考えるべきポイントです。

2018年にGoogleは「モバイルファーストインデックス」を開始したことを発表しました。

これまではPC向けコンテンツが順位の決定に用いられてきましたが、これではモバイル向けページとPC向けページとが別々に用意されている場合など、スマートデバイスを用いる検索ユーザーには、表示されないコンテンツが上位で紹介されるといった問題が生じてしまいます。

スマートフォンから検索する人と頻度が非常に伸びている今、これは適切な仕組みとはいえません。

そのため、Googleはモバイル向けページを順位決定に用い、より多くのユーザーにおける利便性向上を図るとしたのです。

この流れを踏まえるなら、モバイル、中でもスマートフォンによる閲覧が快適なサイト仕様となっているか、これまで以上に意識することが求められると考えられます。

想定するターゲット層やジャンルにもよりますが、スマートフォンへの対応、主要デバイスへの最適化は、ユーザビリティのひとつとしてしっかり意識するようにしましょう。

⑦誰にとっても見やすく、分かりやすく

適度に太字での強調を行ったり、色を用いたりして、理解を助けるための装飾を施すのは有効ですが、むやみに色を用いすぎるのはお勧めできません。

統一感が失われ、また見ていて疲れるページになってしまいます。

画像やFlashコンテンツの多用にも注意が必要です。ユーザーの誰もがテキストより理解しやすいと感じる、また再生できる環境にあるとは限りません。

検索エンジンが画像やFlashコンテンツ内の情報を、人間のようには認識できない可能性も依然高いという問題もあります。

文字情報の補完として用いるにとどめ、それなしでも重要な内容は理解できる文章表現を、記事本文に書き込むようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか。SEOの本質は、何よりユーザーの立場で考えることです。

Googleはユーザーに便利と感じてもらいたい、満足度の高い進化をさせたいと検索エンジンの改良を常に進めています。

よって、検索エンジンに最適化したページづくりは、ユーザーにやさしいページづくりであり、ユーザー視点の意識がSEO対策になるといったように、結局、目指すべきはコンテンツとしての高い有益性、独自価値、見やすさや使いやすさとして、特別に機械としてのエンジンを意識せずとも、同じ点に帰着するものとなっているのです。

SEOだからと検索エンジンの特徴ばかりを意識し、小手先の技術で対応しようとすると、すぐに効果を失ったり、かえってペナルティ対象と判断されたりすることになりかねません。

そうしたSEOへの認識こそ古い、もはや間違っているのだということを理解し、真に有効な対策を進めましょう。

(画像はpixabayより)

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