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世界の給料を大公開!クリエイターの年収が最も高い国トップ10
クリエイターの需要が高まる昨今ですが、その給与はどのくらいなのでしょうか?
今回は『Biz3.0』の記事を参考に、クリエイターの年収ランキングをまとめました。各国でも状況が異なるので、世界版ランキングを見てみましょう。
■グラフィックデザイナーの年収が高い国トップ10
1位:スイス 96,306ドル(約1,170万円)
2位:スペイン 59,598ドル(約726万円)
3位:ベルギー 54,298ドル(約661万円)
4位:オランダ 54,144ドル(約660万円)
5位:アイルランド 40,867ドル(約498万円)
6位:日本 40,006ドル(約487万円)
7位:イタリア 39,846ドル(約485万円)
8位:ニュージーランド 35,549ドル(約433万円)
9位:イギリス 31,783ドル(約387万円)
10位:ドイツ 24,052ドル(約293万円)
グラフィックデザインは、やはりデザインの本場・ヨーロッパが強い印象です。1位はデザイン大国と名高いスイス。アジアからは日本が6位とかなりいい順位につけています。
■ウェブデベロッパーの年収が高い国トップ10
1位:オーストラリア 87,000ドル(約1,060万円)
2位:日本 85,929ドル(約1,047万円)
3位:アメリカ 76,000ドル(約926万円)
4位:カナダ 60,000ドル(約731万円)
5位:イタリア 52,218ドル(約636万円)
6位:ドイツ 52,163ドル(約635万円)
7位:デンマーク 50,770ドル(約618万円)
8位:オランダ 50,218ドル(約612万円)
9位:アイルランド 47,451ドル(約578万円)
10位:ニュージーランド 46,610ドル(約568万円)
デベロッパーはクリエイティブのなかでもプログラマーに近いので、グラフィックデザインとはかなり顔ぶれが違い、オーストラリアやアメリカ、カナダなど、ネイティブ英語圏が強くなっています。
プログラミング言語が基本的には英語をベースとしていることとも関係があるかもしれません。そんななか、日本の2位は出色の順位だといえるでしょう。
■シニア・ウェブデベロッパーの年収が高い国トップ10
1位:オーストラリア 115,000ドル(約1,400万円)
2位:アメリカ 107,000ドル(約1,300万円)
3位:スイス 97,617ドル(約1,190万円)
4位:ドイツ 71,540ドル(約871万円)
5位:デンマーク 69,225ドル(約843万円)
6位:アイルランド 61,159ドル(約745万円)
7位:オランダ 57,438ドル(約700万円)
8位:スペイン 52,697ドル(約642万円)
9位:イギリス 52,134ドル(約635万円)
10位:香港 34,638ドル(約422万円)
シニアになっても1位2位はオーストラリア・アメリカですが、今度はヨーロッパ勢が勢いを伸ばしてきます。
シニアデベロッパーになるとプログラミング技術だけではなくデザインそのものに対する深い理解も求められるため、グラフィックデザインとも共通した国名が並んでいるのでしょう。10位に香港が入っていることも印象的です。
■ソフトウェア・デベロッパーの年収が高い国トップ10
1位:オーストラリア 106,000ドル(約1,290万円)
2位:アメリカ 94,000ドル(約1,150万円)
3位:スイス 69,741ドル(約850万円)
4位:カナダ 64,000ドル(約780万円)
5位:デンマーク 58,237ドル(約710万円)
6位:ドイツ 57,581ドル(約701万円)
7位:オランダ 56,680ドル(約690万円)
8位:ニュージーランド 50,423ドル(約614万円)
9位:アイルランド 46,959ドル(約572万円)
10位:ベルギー 46,647ドル(約568万円)
ソフトウェア・デベロッパーも、基本的にはプログラマーなので、ウェブデベロッパーと顔ぶれは似ています。現在のソフトウェアのインターフェースは、シンプルでユニバーサルなデザインが基本となっているため、モダンデザインの力が強いスイスやデンマーク、ドイツ、オランダなどが上位を占めています。
■ウェブデザイナーの年収が高い国トップ10
1位:オーストラリア 74,000ドル(約901万円)
2位:アメリカ 64,000ドル(約780万円)
3位:日本 61,604ドル(約750万円)
4位:ニュージーランド 57,629ドル(約702万円)
5位:イタリア 52,218ドル(約636万円)
6位:ベルギー 51,844ドル(約632万円)
7位:カナダ 51,000ドル(約621万円)
8位:オランダ 42,737ドル(約521万円)
9位:デンマーク 39,863ドル(約486万円)
10位:アイルランド 36,763ドル(約448万円)
ウェブデザイナーは一見デザインの美しさが求められる仕事に思えますが、上位をデベロッパーと共通の国が占めているところを見ると、プログラミング技術も重要なようです。
5位のイタリアは美しいデザインを生み出していることで有名なので、審美性との両立が鍵になるのかもしれません。
■シニア・ウェブデザイナーの年収が高い国トップ10
1位:オーストラリア 106,000ドル(約1291万円)
2位:アメリカ 94,000ドル(約1145万円)
3位:カナダ 59,000ドル(約719万円)
4位:スペイン 54,770ドル(約667万円)
5位:ドイツ 42,940ドル(約523万円)
6位:イギリス 40,830ドル(約497万円)
7位:マレーシア 14,452ドル(約176万円)
8位:インド 13,700ドル(約167万円)
9位:フィリピン 7,190ドル(約87万円)
10位:該当なし
シニアになっても上位はそれほど変わりませんが、7位8位9位にアジアの国がランクインしてきていることは見逃せません。
6位以上に大きく金額で差をつけられてしまっているのは、アウトソース先として比較的人件費が安いこうした国々が選ばれているからなのでしょう。
高付加価値のデザインを生み出す国と、安価なアウトソース先の国が二極化している現状が浮かび上がっています。
*
平均給与というくくりではありますが、ウェブデベロッパーなどは特に高水準の給与をもらっていることがわかりました。クリエイターといっても幅広く、デザインするだけ、書くだけ、など特定のスキルを超えた魅力を持つ人材は、かなり高い給与をもらっているようです。
ぜひ、今後の職業選択の参考にしてみてください。
(文スケルトンワークス)
オーヴォより転載