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今度は中学教諭が逮捕 今や「乱交パーティー主催」が“副業”に

　都立中学の教員が乱交パーティーを主催し、女子高生に売春させていた事件。逮捕された坪内駿一容疑者（２７）らは、２年前、都内のホテルで開催した乱交パーティーに、当時１６歳の女子高生を参加させ、１万３０００円で山梨大の医大生らに紹介したという。

　驚くのは、この教師だけじゃなく、最近、漫画家やトラック運転手といった“カタギ”が乱交パーティーを主催して続々と捕まっていることだ。

「坪内は順天堂大卒。学生時代は陸上部に所属していました。中学教師になってからの勤務態度もマジメだったといいます」（事情通）

　どうやら、坪内容疑者のように乱交パーティーを“副業”にして小遣いを稼ぐサラリーマンが増えているらしい。風俗業に詳しいノンフィクションライターの中村淳彦氏が言う。

「サラリーマンの給料はどんどん下がっているので、乱交パーティーは、多忙な会社員でも片手間でできる副業として人気を集めています。参加する若い女性を集めるのが簡単になっていることも理由のひとつ。学費を稼ごうとする女子大生の風俗嬢が増えていて、２０代や３０代の個人売春の単価が急落しているからです。“狭き門”になったことで風俗嬢になりたくてもなれない女性がたくさんいて、稼げたとしても日給１万円なんてケースはザラ。出会い系サイトで“時給１万５０００円”と告知すると、女性が殺到する時代になりました。あとは乱交できる場所を確保し、アルコールと避妊具などを用意し、ＳＮＳで告知すれば、開催できてしまいます」
　坪内容疑者たちは文京区や港区のホテルを使っていたが、豊島区と新宿区のシティーホテルのスイートが開催場所として人気だという。

「７０平方メートルの広々としたツインベッドのスイートでも、早めに予約しておけば料金は７万円程度。男性１５人から１人２万円を集め、女性５人に１万５０００円ずつ払ったとしても、うまくいけば主催者の手元に１０万円以上が残る計算です。避妊具の片づけなど、面倒な作業がいくつかありますが、税金もかかりません」（風俗事情通）

　警察にバレれば、当然、坪内容疑者のように逮捕される。手軽のようだがかなりハイリスクな副業といえる。


日刊ゲンダイより転載