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20~30代の働く男女に聞く これまでやったことがある副業とその収入額
「もう少し給料を上げたいけど、すぐに上げるのは難しい。それなら、平日の夜や週末を利用して副業をしてみようかな……」。スキマ時間を活用したお小遣い稼ぎに興味のある方なら、誰もが一度はこんな考えを持ったことがあるのでは。しかし、副業といっても種類はさまざま。実際どんな副業で、どれぐらいの金額を稼げるものなのでしょうか。20~30代の働く男女に、これまでやったことがある副業とその収入額を聞きました。
ライター・文筆業
「Webサービスに関する入門ガイド本を執筆しました。初版2,000部で約15万円の印税が入りましたが、増刷がかからなかったので追加の収入はなし。また、本を出版することを会社の上司に報告したらあまり良くない顔をされた上、本業が立て込んで何度か締切りを伸ばしてもらい、しかも締切り直前に家族が体調を崩してしまうなど、なかなか大変だった思い出があります。」(30代・男性)
「会社員として働きながら、Webライターの仕事をやっていました。収入は月に8~10万円ぐらい。基本週末に仕事をしていたので休みがなく、平日に取材をするときは有給休暇を使用していました。」(20代・男性)
「1本2万円の単価で、知人経由でライターの仕事をしていました。仕事の合間に作業をするので、本業が立て込んでくるとなかなか進まない。クライアントとのやり取りや請求の手間を時給換算すると意外と割に合わないことに加え、知人経由の仕事なのでプライベートとのメリハリを切り替えづらかったです。」(30代・女性)
最も多いのが、ライターや本の執筆などの文筆業。知人から頼まれた、ブログを書いていたら本の出版の話をもらったなど、人間関係の横のつながりや趣味の延長を副業にしたパターンが中心のようです。会社の給与に加え、月数万円の収入があるのはうれしいですが、時給に換算すると決して割がいいとはいえないようです。
ホームページの制作・アフィリエイト
「Web制作、Webシステム開発で月に5~20万円ほど稼いでいました。残業が多く、平日の夜に作業ができないため土日が潰れてしまうこともしばしば。打ち合わせも週末に限られるのでお客様に迷惑をかけてしまいましたし、報酬が現金ではなく、スマホやタブレット端末など現物支給になることもありました。」(30代・女性)
「ブログの運営やアフィリエイトで、月に5,000~10,000円程度の稼ぎがありました。ブログを書く時間の確保が難しく、結果が出るまでモチベーションの維持が大変。かけた時間に対する報酬が少なかったイメージです。」(30代・男性)
本業のスキルを副業に活かすことはできるのですが、デザインや開発は単価が高いものの、その分取られる時間が多いとのこと。一時期は流行しましたが、アフィリエイトは結果が出るまでそれ相応の継続力が必要なようです。
飲食店・イベント企画・アパレル・アルバイトなど
「週末限定でバーの店長をやり、月3万円程度の収入がありました。ただ、日曜日の夜にバーを営業していたため、睡眠時間が短くなり月曜日の仕事が辛かったです。お客さんに付き合ってお酒を飲み、酔った状態で月曜に出社し、気持ち悪くて集中できなかったり…。」(30代・男性)
「トークイベントの企画で、1回あたり2,000円前後の売上をもらっています。仕事が終わってから準備をするので作業がなかなか進まず、睡眠時間が削られてしまう。また、イベント当日は会社を早退するので、周囲の理解が必要不可欠です。」(30代・男性)
「ハンドメイドで洋服を作り、ECサイトで販売をしていました。在庫管理や梱包など、ものづくり以外の作業に時間を取られていました。半年で約50万円の収入を得られるようになったので、思い切って独立をしました。」(20代・男性)
「日払いのアルバイトで、6,000円前後。現場によって収入が異なり、朝早くから夕方まで肉体労働をするため、体調管理が難しい。交通費も含まれているので、まとまった収入にならず長続きしませんでした。」(30代・男性)
体を使った副業もちらほら。体を動かすとなると、その分体力面では大変な思いをすることも多いのですね。
どの副業にも共通しているのは、「意外とお金にならない」「時間の確保が難しい」の2点。また、本業にあまり影響のないものを見極める必要がありそうです。なかには「副業があまりいい稼ぎにならなかったので、投資を検討している。」という人も。家にいながら、仕事に影響を及ぼさない、自分に合った投資が見つかれば、副業に代わる収入になりそうですね。