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なぜ年収1000万円でも貧乏?かえって危険?高収入の人が陥る“悲惨な”ワナ

 メガバンクの銀行員であった筆者が、お金を貯めようと切実に思ったのは29歳の時でした。世はバブルの真っ最中。当時、大企業を担当していた筆者のところに、就職で人気の花形企業の課長A氏から相談が来ました。

「ゴルフの会員権を買いたいので、500万円貸してほしい」

 借り入れ申し込み用紙に書かれた数字は「年齢40歳、年収1200万円、金融資産0」。年収は極めて高いのですが、飲み会や遊びにお金がどんどんつぎ込まれている様子が借り入れ申込書からも見て取れました。

 同じ日の午後、別の取引先の課長B氏からも相談を受けました。住宅購入資金として2000万円貸してほしいとの依頼でした。借入申込書に書かれた数字は「年齢40歳、年収500万円、金融資産2000万円」。

 A氏とB氏では、年収に2倍以上の開きがあります。それにもかかわらず、貯蓄額はB氏の圧勝。年収の高さが、そのまま貯蓄額につながらないことを実感しました。

 銀行員として、高待遇に浮かれていた当時の自分にとって、この事実はとてもショックでした。「このまま、今の蛇口の閉まらない生活を続けていたら、10年後の自分はA氏と同じようになる」と危機感を抱きました。

●銀行員でも貯金できない人は多い?

「銀行員はお金のプロで、堅実、真面目な人が多く、貯金もしっかりしているはず」と思われる方も多いでしょうが、それは間違いです。

 そもそも、銀行員は家計のプロではありません。投資信託を販売するプロ、お金を貸すプロ、ディーリングを行うプロはいます。しかし、忙しさから家計を奥さんに丸投げしている人も多いのです。真面目で堅実な人は確かに多いですが、家計に関する意識や知識は、一般の会社員とほとんど変わりません。

 筆者も当時は「人より稼いでいるのだから、少しくらいリッチな生活をして当然。お金は、なくなったらまた稼げばいい。今はなくても、どこかで帳尻は合うはずだ」と軽く考え、自分を甘やかし、過大評価していました。偉そうに決算書を分析し「経費かけすぎじゃないですか?」などと、取引相手の経理課長さんに注意していながら、自分の家計に関してはまったく無頓着で、経費が毎月どのぐらいかかっているかも把握していなかったのです。

 銀行員には、B氏タイプの人ももちろんいましたが、花形部署のエリートほどA氏タイプが多かったというのが筆者の実感です。特に当時は「三高」がもてはやされた時代で、高学歴・高収入・高身長の男性が女性にモテていましたし、そんな人ほどセレブ系雑誌から出てきたような女性を奥さんにしていました。しかし、そんな奥さんに家計を丸投げしていた真面目な銀行員ほど悲惨でした。本人は地味なのに高級外国車に乗り、子どもは私立の学校に通うなど、専業主婦で大蔵大臣の奥さんが「暴走」していたのは明らかです。

 実際に、高収入の人ほど、このようなケースは多いのです。「年収が1000万円以上あるのに貧乏」「40歳になっても、お金が全然貯まっていない」そのような人の結末は悲惨です。この話に少しでも心当たりのある人は、今すぐにお金に対する意識と行動を変えることをお勧めします。

 9月18日付当サイト記事『「金持ち父さん」になりたい人は、メガバンクor信用金庫のどちらで預金すべき?』で述べたように、まずは積立預金をするなど、地道にお金を貯めるところからスタートしましょう。
(文=菅井敏之/TSネッツ代表取締役)

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