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ゲッ…これも!? わが子を「マネー音痴な大人」に育ててしまうお金のNG教育3つ
「ママ、これ買って~」。可愛いお子さんからのおねだりに、つい財布の紐がゆるんでしまう方も多いですよね。特に、これからの時期は、プレゼントやお年玉など、何かと子どもに与えるお金が増える時期。
でも、気を付けて下さい! 親の“お金の与え方”によっては、子どもが将来、貯金や管理ができない“マネー音痴な大人”になってしまう危険性があるのです。
そこで今回は、『moneysmart.sg』の記事や、著者周囲のマネー管理の厳しい親に育てられた知人の意見なども参考に、“子どもをマネー音痴な大人にしてしまう、NGなお金の与え方”についてお伝えします。あなたは、普段こんな風に接してはいませんか?
■NG1:お金を与え過ぎる
子どもに、どれ位の金額をあげていますか? 年齢によっても異なりますが、あげすぎはNG!
著者の知人は、親が某大手企業の代表を務める、生粋のお嬢様。経済状況から考えると、高額なお小遣いをもらっていても不思議はなかったのですが、話を聞いてみると……。
「学生時代、お小遣いは少額。(周囲に聞いても)他の子よりも少なかったので、親に交渉したこともあった、でも“与えられたお金を大切に使いなさい”と言われ続けたので、自分で工夫して管理する習慣がついた。甘やかさずに、しっかりしたマネー感覚を教えてくれた親に、今とても感謝している」
“欲しい物を得る為に、何を我慢してどう工夫するか”は、大人なら普通に考えられても、子どもは経験しないと分かりません。この“考える習慣”を身につけさせる事が大事。“ちょうだい”とせがまれた分だけあげてしまうのは、絶対やめましょう。
■NG2:お金を貯める手段を教えていない
いくらお金をあげても、すぐに使ってしまったら、永遠に貯まりません。“お金を貯める方法”を教えてあげることも大事。
例えば、全てを手元におくのではなく、一部は“銀行に預ける”。少額でも利子がつくのは、子どもにとって嬉しいものです。
因みに、著者知人の経営者は、「小学生の甥っ子に、少額でできる株投資を教えたところ、大人よりも、はるかに稼いでしまい焦った」と話します。これは、極端な例ですが、“お金が増えていく喜び”を実感させるのも大事です。
■NG3:お金を稼ぐ手段を与えない
とはいえ、ただ貯めるだけでは、子どもだって面白くありませんよね。そこで、“自分で稼ぐ手段”を与えるのもポイント。もちろん一定の年齢になれば、社会経験としてアルバイトはありですが、適齢期未満の場合、家でのアルバイトも有効です。
例えば、“お皿を洗ったら●円、お風呂掃除をしたら●円”など。長期休み中などに、これをやっている方もいるかもしれません。ただ、漫然と与えるのではなく、“お金を稼ぐのはどういうことなのか”、子どもに分かるように、実感させてあげるのも大事なポイントです。
いかがでしたか?
中には、全くお金を与えない主義の親もいますが、“与えなさ過ぎる”と今度は“お金への執着”が異常に強くなる等の問題が発生する可能性もあります。極端なやり方ではなく、“お金を貯めるには、増やすにはどうしたら良いか”を、自分で考えられるように、教育していきたいものですね。
家庭ごとに、方針や経済状況などがあるので、もちろん個人差はありますが、“将来、どんな大人になってほしいか”親自身も考えながら、子どもと向き合うのがベターでしょう。
(ライター 秦野理恵)
WooRisより転載致しました。